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「おうちでミュージアム」「たのしい工作室」ってどんなところ?~工作紹介~
科学館の3階にある「たのしい工作室」、みなさんはお越しになられたことがあるでしょうか?
幼児から小学校低学年の親子を対象として、昭和63年4月にスタートし、こどもたちの自由な発想のもと様々な作品が生まれています。30年以上続く事業ですから、中には親子二代でお越しになっている方もいらっしゃるかもしれません。
工作に使う材料は、折り紙や画用紙などの簡単に手に入るものから、ペットボトルや牛乳パックなどの家庭で出るリサイクル材、貝殻や木の実のような自然のものなど、身近なものを使っています。家に帰ってから、今度は家にある材料で新しい作品にチャレンジできるのも特徴です。
どんな工作をするかは、科学館に登録しているインストラクター(ボランティア)の方々が毎回アイデアを出してくださっています。また、そのアイデアをもとに、いつもこどもたちに楽しんでもらえるように工夫した材料の準備もしていただき、もちろん当日の工作指導もしていただいています。
今回は、残念ながら臨時休館となってしまったために実施できなかった工作を2つご紹介します。
小鳥のやじろべえ
まずは、3月15日(日)に実施予定だった「小鳥のやじろべえ」
指でバランスを取って遊ぶ「やじろべえ」をみなさんごぞんじですか?人の形や、への字のものなど、様々な種類があります。
この小鳥のやじろべえは、からだを支えているのはくちばしの一点だけです。ケント紙というしっかりした紙でつくった小鳥が大きな羽根でバランスをとることで、重心がくちばしの辺りになり、指にも乗ってくれます。
指先に小鳥がとまってくれるのは、なんだか本物の鳥がいるみたいですね。
かわいいこいのぼり
次は、4月18日(土)に実施予定だった「かわいいこいのぼり」
紙コップのこいのぼりと、トイレットペーパーの芯のふきながしがセットになった、飾る工作です。
こいのぼりのうろことふきながしはおりがみを切って貼ってあります。様々な色のおりがみやシール、マジックペンなどでこいのぼりを作って並べると、とってもかわいいです。
紙コップとトイレットペーパーの芯に入れた切れ目にひもを通してあるので、壁に飾ることができます。
今回ご紹介した工作は、今後どこかの日程で改めて実施する予定です。
「たのしい工作室」は主に土曜日・日曜日・祝日に開催しています。ぜひ遊びに来てくださいね。