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掲載日2023.04.23
2023.04.23

2023年4月20日 部分日食

国内で2020年以来3年ぶりとなる部分日食が、一部地域で見られました。広島は残念ながら見える地域に含まれず、この写真は高知市内で撮影された、もっとも欠けた頃のものです。観察できる限界線に近く、食分(直径に対する欠け具合)は0.2%と、ほんのわずかしか欠けていません。 


日食の二日後の夕方、西の空に細い月がありました。日食は太陽の前を月が横切って隠す現象で、必ず新月の日に起こります。この日は旧暦3月3日。旧暦は新月の日が毎月1日になっていて、3日の日に見える月が三日月です。三日月は、実はとても細いのです。
 

 

次に国内で日食が見えるのは2030年6月1日で、北海道で金環日食になります。広島では10年ぶりの日食となり、食分70%と大きく欠けた姿を見ることができます。