ブログ

太陽の黒点の多さはおよそ11年周期で変化しており、現在ピークを迎えていると考えられています。黒点が多い時期は太陽の活動が活発になり、黒点以外でも大きな変化が頻繁に見られるようになります。

現在出現している黒点はとりわけ大きなもので、太陽観察用のフィルター（「日食グラス」などの商品名）をとおして肉眼で見ても、その存在が分かるほどです。このような黒点を「肉眼黒点」といいます。
お持ちの方は、ぜひ観察してみてください。今後の変化次第ですが、あと数日は見ることができるでしょう。

太陽の観察は、危険を伴います。必ず専用の器具を正しく使って観察してください。手近な代用品で観察することは、絶対にやめてください。失明など、眼に大きな障害を残すことがあります。また望遠鏡や双眼鏡での観測は、十分な知識と技術がなければ一瞬で失明につながります。

写真は、本日、科学館で撮影したものです。